なぜ外国株?なぜパッシブ?初心者でも安心の損保ジャパン企業型DCファンド厳選5選 – ボッタクリを避ける賢い選び方

企業型DCでファンド選びに迷ったら注意!ボッタクリを避ける賢い方法

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企業型DC(確定拠出年金)は、将来の年金を自分で運用するための重要なツールですが、どのファンドを選ぶべきか迷うことが多いですよね。特に初心者の場合、なんとなくファンドを選んでしまうことも。実際、企業型DCの中には「ボッタクリ」とも言える、高コストでリターンが期待できないファンドも含まれています。

この記事では、そういったファンドを避け、信託報酬が低く、パッシブ運用で安心して運用できる5つの厳選ファンドを紹介します。長期的な資産形成に最適な外国株パッシブファンドを中心に、賢い選び方を解説します。良いファンドがたくさんあるので、そちらを選びましょう。


1.なぜ外国株を選ぶべきなのか?

企業型DCでは、日本株以外に外国株への投資も選べますが、なぜ外国株が良いのか?実は、外国株、とりわけ米国株は成長ポテンシャルが高く、分散効果が得られる優れた選択肢なのです。

1.1. 高い成長ポテンシャル

米国株は、過去数十年にわたり世界経済の中心であり、特にS&P500はアメリカの主要500社に投資するため、高い成長が期待できます。これに投資することで、アメリカ市場全体の成長を享受できます。

1.2. リスク分散

日本株だけに投資するより、米国株や先進国全体に分散投資することで、リスクが抑えられます。一つの国に依存しないため、グローバルな経済成長を取り込むことができます。


2. なぜパッシブ運用が初心者におすすめなのか?

パッシブ運用は、市場全体に連動するインデックスファンドを通じて、手堅くリターンを狙う方法です。特に、投資初心者にとっては以下の理由からパッシブ運用が適しています。

2.1. 市場全体の成長を狙う堅実な戦略

パッシブ運用は、市場全体に分散投資するため、リスクを抑えながら長期的な成長を享受できます。特定の企業に依存せず、市場全体の成長をそのまま取り込むため、初心者でも安心です。

2.2. 低コスト

パッシブ運用は手数料(信託報酬)が低いのが特徴です。アクティブファンドと違って、運用に大きなコストがかからないため、長期的にリターンを確保しやすくなります。


3. ボッタクリファンドを避けるための3つの厳選ポイント

3.1. 信託報酬が0.2%以下のファンドを選ぶ

信託報酬は、ファンドを運用するための手数料です。0.2%以下のファンドは、長期運用においてコストパフォーマンスが非常に高いです。

3.2. パッシブ運用を選ぶ

市場全体に投資するパッシブファンドは、アクティブファンドと比べてリスクが低く、低コストで運用できるため、特に初心者におすすめです。

3.3. 分散投資できるファンドを選ぶ

一つの国や業界に集中するファンドはリスクが高いです。先進国全体や米国市場に広く分散するファンドを選ぶことで、リスクを分散しながら安定したリターンを狙えます。


4. 損保ジャパン企業型DCで選べる、信託報酬が低いパッシブファンド5選

ファンド選びでは、リスクを抑えるために分散投資が重要とされます。では、なぜ米国市場、特にS&P500に連動するファンドが初心者に適しているのでしょうか?

米国市場は一国の市場でありながら、世界経済全体を反映した多様な業種と企業が含まれています。IT、ヘルスケア、金融など、S&P500に含まれる企業はグローバルに事業を展開しており、実質的に世界の経済成長を取り込むことができます。また、米国市場は規模が大きく、透明性も高いため、長期的に安定した成長が期待できる点も初心者にとって大きなメリットです。

そのため、米国市場への投資はリスク分散効果が高く、特に低コストのS&P500に連動するパッシブファンドは、初心者でも安心して投資できる選択肢となります。

ここでは、信託報酬が低く、長期運用に向いているおすすめのパッシブファンド5選を紹介します。

4.1. たわらノーロード 先進国株式

  • 信託報酬: 0.09889%
  • 特徴: MSCIコクサイ・インデックスに連動し、先進国株式全体に投資するファンド。信託報酬が非常に低く、長期投資に最適です。

4.2. One DC 先進国株式 インデックスファンド

  • 信託報酬: 0.09889%
  • 特徴: たわらノーロードと同様に、先進国全体に分散投資。長期的に安定した成長を期待できます。

4.3. DC外国株式 インデックス・オープン(S&P500)

  • 信託報酬: 0.198%
  • 特徴: S&P500に連動し、アメリカの主要500社に投資。アメリカ市場の成長を直接享受できるファンドです。

4.4. One DC 米国株式(S&P500)インデックスファンド

  • 信託報酬: 0.1078%
  • 特徴: S&P500に連動し、さらに低い信託報酬で米国株に投資。コストを抑えながら、アメリカ市場全体の成長を取り込みたい方に最適です。

4.5. One DC 米国株式 インデックスファンド(S&P500)

  • 信託報酬: 0.1078%
  • 特徴: 米国のS&P500に連動する低コストファンドで、米国市場の長期成長を手堅く享受できます。

結論

損保ジャパンの企業型DCでは、コストパフォーマンスの高い外国株パッシブファンドを選ぶことが、長期的な資産形成において最も重要なステップです。この記事で紹介した5つのファンドは、信託報酬が低く、初心者でも安心して選べる商品です。なお、この記事で紹介したファンドは、私自身が自分の為に選んだものですが、すべての人に適しているわけではありません。投資の選択は、ご自身のリスク許容度や運用目標に応じて行ってください。最終的な判断は、各自で行うことをおすすめします。

注記: この記事の内容は執筆時点の情報に基づいています。ファンドの詳細や信託報酬は変更される可能性があるため、最新情報を確認のうえ、投資判断を行ってください。

株のリスクとは何か?株のリスクを理解し、長期投資への自信を持つようになった話

株式投資におけるリスクとは

株式投資に興味を持ち始めた頃、最初に考えたのは「株のリスクとは一体何なのだろう?」ということだった。真っ先に頭に浮かんだのは、「持っている株が紙くずになること」。ニュースなどで、企業が破綻して株が無価値になるという話を聞いたことがあり、これがリスクではないかと考えていた。

リスクとは「値動きの大きさ」

しかし、実際に少し調べてみると、この考えはまったくの的外れであることが分かった。株式投資におけるリスクとは、そうした極端な状況だけを指すわけではなかったのだ。

リスクとは「値動きの大きさ」を指すということを、Amazonオーディブルで株式投資に関するオーディオブックを聴いて知った。株価は日々上下に動いており、その変動幅が大きいほどリスクが高いとされる。

「それなら大したことじゃないな」と思った

値動きの激しさがリスクであるなら、それは自分が予測し、管理できる範囲のことだと感じた。もちろん、株価が下がると資産が減るが、長期的に見れば回復する可能性も高い。これが「リスク」であるなら、必ずしも怖がる必要はないと考えた。実際のところ、この認識が株式投資を始める大きなきっかけとなった。

投機は判断ミスで全て失いそうで怖い

さらに進んで、投資と投機の違いを学んだ。これも自分にとって大きな発見だった。投機は短期的な利益を追求するもので、まさにギャンブルのような要素が強い。それに対して、投資は長期的な視野に立ち、時間をかけて資産を増やしていく方法だ。

自分はギャンブルが嫌いだ。だからこそ、株式投資もギャンブルだと感じ、敬遠していた。しかし、投資と投機の違いを理解することで、投資がリスクを管理しながら、慎重に資産を増やす方法であると分かり、安心した。投機のように短期的な判断ミスで全てを失う恐怖があることも理解し、そのリスクの大きさに改めて注意を払うようになった。

これからの投資の道のり

こうして、50歳で株式投資を始める決心をした。リスクを理解し、投機ではなく投資に取り組むことで、将来をより豊かにするための一歩を踏み出したのだ。もちろん、これからも多くの学びと挑戦が待っているだろうが、少しずつ自分のペースで進んでいきたいと思う。

投資の世界は広大で、まだまだ知らないことがたくさんある。しかし、リスクを正しく理解し、長期的な視点を持って取り組むことで、自分にとって最適な方法を見つけることができると信じている。これからも、投資に関する知識を深めながら、少しずつ前進していくつもりだ。

次回は具体的に株式投資について書いていく。