個別株はまるでカードゲームだ!神10社で作る究極の投資デッキとは?

はじめに:私の「神10社」を紹介

個別株投資をしていると、誰もが「これだけは外せない!」というお気に入りの企業に出会うものだ。私にとって、それが「神10社」と呼んでいる企業群である。これらの企業は成長性と安定性を兼ね備え、私のポートフォリオの核を担っている。そして、これらの企業は私の日常生活にも深く関わっているため、投資することで自然と安心感が得られる。

ここで、私が信頼する「神10社」を紹介しよう。

  • Amazon (AMZN)
  • Google (GOOG)
  • Apple (AAPL)
  • Starbucks (SBUX)
  • Microsoft (MSFT)
  • NVIDIA (NVDA)
  • Meta Platforms (META)
  • Visa (V)
  • Mastercard (MA)
  • Adobe (ADBE)

これらの企業は、私の日常生活に深く根ざしている。例えば、私は毎日Amazonで買い物をし、Googleで情報を検索し、Appleのデバイスで仕事をこなしている。さらに、スタバのコーヒーを片手に、これらの企業の成長を見守っているわけだ。こうした関係が、私の投資に対する信頼感を支えている。

そして、これらの企業を選んでポートフォリオを組むことは、まるでカードゲームのデッキを構築するような感覚に似ていると気づいた。

個別株投資はカードゲームのデッキ構築!

「神10社」を選び、ポートフォリオを組む行為は、カードゲームでデッキを組み立てるようなものだ。それぞれの企業を「カード」と見立て、攻撃力の高い成長株と、守備力に優れた安定株をバランス良く組み合わせることが重要だ。

例えば、カードゲームでは強力な攻撃カードばかり揃えると、守りが脆弱になり、簡単に崩されることがある。同様に、投資でも成長性ばかりを重視してしまうと、リスクが高くなる。逆に、安定株に偏りすぎると、大きなリターンを逃すこともある。したがって、成長と安定のバランスを取ることが、投資の成功には欠かせない。

また、Visa (V)Mastercard (MA) この2社はキャッシュレス決済の市場で強力な地位を確立しており、2枚揃えると、圧倒的な守備力と安定性をもたらす「コンボカード」となる。どちらか一枚でも強力だが、両方揃うことで、より高いパフォーマンスを発揮する。この組み合わせは、長期的な安定と確実な成長を期待できる強力なデッキの一部になるのだ。

神10社デッキを組むまでの逸話:Netflix vs. Mastercard

実を言うと、当初は「神10社」にNetflix (NFLX) を含めていた。Netflixはストリーミング業界で圧倒的なリーダーであり、高い成長が期待できたからだ。私もNetflixを日常的に使っており、投資先としても魅力的に感じていた。しかし、ポートフォリオ全体を見直してみると、テクノロジー関連の成長株に偏りすぎていることに気づいた。

そこで、私はNetflixを外し、Mastercard (MA) を加えるという決断を下した。Mastercardは、世界的なキャッシュレス化の流れに乗り、安定した成長を見込める企業だ。しかも、私は日常的にMastercardを使用しており、その信頼性も高い。この変更により、ポートフォリオ全体のバランスが大幅に向上し、リスクを抑えつつ成長を狙えるようになった。

私の「神10社デッキ」のレビュー

ここで、私が組んだ「神10社デッキ」を役割別にレビューしてみよう。

1. 攻撃力の高いアタッカー:成長株

成長余地が大きく、短期間で大きなリターンを狙える銘柄たちだ。

  • NVIDIA (NVDA):AIやデータセンターでの成長が期待される企業。攻撃力は非常に高いが、その分リスクも大きい。
  • Amazon (AMZN):ECとクラウド(AWS)という強力な成長エンジンを持つ。私も日常的に利用している。
  • Meta Platforms (META):メタバースはまだリスクがあるが、広告事業の成長力は非常に高い。

2. バランス型アタッカー:成長+安定

成長と安定の両方を備えた企業で、ポートフォリオの中核を支える存在だ。

  • Google (GOOG):検索エンジンと広告、YouTube、クラウド事業で多角的に収益を上げる。
  • Microsoft (MSFT):クラウド事業(Azure)とソフトウェア部門が安定した収益源。
  • Apple (AAPL):iPhoneやMac、そしてサービス部門の成長が続く。

3. 安定したサポーター:ディフェンス株

市場が不安定なときにも安心して持ち続けられる安定株だ。

  • Visa (V)Mastercard (MA):キャッシュレス決済のリーダー。2社揃えると守備力が大幅に強化される。
  • Starbucks (SBUX):世界的なブランド力で、特にアジア市場で成長が期待される。

4. スペシャルカード:ニッチな強み

特定の分野で強力なポジションを持つ企業だ。

  • Adobe (ADBE):クリエイティブ業界のリーダーとして、Adobe製品の圧倒的なシェアが安定した収益を生む。

まとめ:神10社デッキの強み

「神10社デッキ」は、成長と安定のバランスが取れた理想的なポートフォリオだ。成長企業としてのNVIDIAAmazonが強力な攻撃力を持ち、VisaMastercardが守りを固める。また、日常的に使う製品やサービスを提供している企業に投資することで、安心感を持ってポートフォリオを構築できる。

個別株はカードゲームと同じように、戦略的なバランスが重要だ。それぞれの企業の特性を理解し、適切に組み合わせることで、ポートフォリオ全体を強化し、市場を勝ち抜く力を手に入れることができる。私はこの「神10社デッキ」で、S&P500を超えるパフォーマンスを目指していく。

これがオレの戦略だ!50代からの投資戦略:リスクを取って大きなリターンを狙う

これがオレの戦略だ!50代からの投資戦略:リスクを取って大きなリターンを狙う

私は2022年から投資を始め、毎月コツコツとS&P 500の投資信託を購入してきた。S&P 500は、アメリカの代表的な500社の企業で構成されており、長期的に安定したリターンを提供してきた素晴らしい指数である。そのため右肩上がりに成長し、これが最善の投資方法だと信じていた。

さらに、最近ではテクノロジー分野の成長に期待し、ナスダック100の投資信託も購入し始めた。ナスダック100は、アメリカの主要な技術株を中心に構成された指数で、アップルやマイクロソフト、アマゾンなど、世界をリードするテクノロジー企業が多く含まれている。そのため、この指数はテクノロジーの成長を直接反映し、高いリターンが期待できると考えたのである。

しかし、2024年8月初旬に株式市場が大幅に下落した。特に日本の日経平均株価やTOPIXは、S&P 500よりも大きく下がった。私のS&P 500の資産も、実質的には一ヶ月ほど巻き戻されたかのように目減りした。

株式投資にはリスクが伴うものであり、長期的に見ればこのような一時的な下落は大きな問題ではないと理解していた。しかし、私は50歳を過ぎており、これからの10年弱はむしろ中期的な視点で投資戦略を考えなければならないと感じた。

リスクとリターンのバランス

S&P 500は、その構成企業が広範な業界にわたるため、リスク分散が効いており、非常に優れた投資先である。しかし、私はこの優れた指数のパフォーマンスをさらに上回るリターンを追求したいと考えた。そこで思いついたのが、S&P 500を牽引している上位10社の個別株を選ぶという戦略だ。これらの企業はすでに市場全体の成長をリードしているため、個別に投資することでより高いリターンが期待できるのではないかと考えた。

この時、私は「リスクを取らなければ、大きなリターンは得られない」という投資の基本的な教訓を再確認した。S&P 500やナスダック100は安定したリターンを提供してくれるが、より大きな成果を狙うためには、もう少しリスクを取る必要があると考えた。そこで、上位企業の個別株に10%を投じ、これによってポートフォリオ全体の成長を加速させようと決意した。

ChatGPT Plusに相談したところ、個別株の購入には高いリスクが伴うため、リスク分散が重要だとのアドバイスを受けた。しかし、私は既にポートフォリオの大部分をS&P 500とナスダック100に投資しており、リスク分散は十分であると考えていた。具体的には、ポートフォリオの90%をこれらの指数に投資し、残りの10%を個別株に割り当てることで、リスクとリターンのバランスを取りながら成長を期待できると判断した。この10%のリスク許容度であれば、たとえ個別株が50%下落したとしても、ポートフォリオ全体に与える影響は限定的であり、大きく揺らぐことはないだろうと考えた。

地域的分散の必要性について

一方で、ChatGPTは地域的分散の重要性についても指摘してきた。つまり、アメリカ以外の地域にも分散投資を検討すべきだというアドバイスだ。しかし、私はこれに対して異なる見解を持っていた。確かに、地域的分散はリスク管理の一環として有効だが、アメリカが世界経済の中心である現状を考えると、アメリカが調子を崩せば他の地域も影響を受ける可能性が高いと考えた。俗に言う「アメリカがくしゃみをすれば、日本が風邪をひく」という言葉が示す通り、アメリカ経済の動向は他国に大きな影響を与えるのである。

そのため、私はアメリカのグローバル企業に重点を置いた投資戦略が最も効果的だと判断した。アメリカが調子を崩せば世界も調子を崩す可能性が高いため、他の地域に分散すること自体がリスク分散になるとは限らないと考えた。むしろ、アメリカの強さに賭け、その成長に乗ることで、最も効率的にリターンを得られると確信していた。

結論と次回予告

50歳を過ぎた私は、これからの10年弱が中期的な投資の勝負所であると考えた。S&P 500とナスダック100への90%の投資はリスク分散をしつつ、残りの10%を個別株に割り当てることで、より高いリターンを狙うという戦略が現時点での最適な選択であると判断した。特に、S&P 500のパフォーマンスを牽引している上位企業に注目することで、さらなる成長の恩恵を享受できると確信したのである。私は、「リスクを取らなければ、大きなリターンは得られない」という教訓を胸に、アメリカのグローバル企業の成長に賭けることを選んだ。

次回は、私が選んだ具体的なポートフォリオを紹介する。どの企業に投資したのか、そしてそれぞれの選択理由について詳しく述べていきたいと考えている。今後も市場の動向を注視しつつ、リスクを適切に管理し、成長のチャンスを逃さないようにしていくつもりだ。