株式投資におけるリスクとは
株式投資に興味を持ち始めた頃、最初に考えたのは「株のリスクとは一体何なのだろう?」ということだった。真っ先に頭に浮かんだのは、「持っている株が紙くずになること」。ニュースなどで、企業が破綻して株が無価値になるという話を聞いたことがあり、これがリスクではないかと考えていた。
リスクとは「値動きの大きさ」
しかし、実際に少し調べてみると、この考えはまったくの的外れであることが分かった。株式投資におけるリスクとは、そうした極端な状況だけを指すわけではなかったのだ。
リスクとは「値動きの大きさ」を指すということを、Amazonオーディブルで株式投資に関するオーディオブックを聴いて知った。株価は日々上下に動いており、その変動幅が大きいほどリスクが高いとされる。
「それなら大したことじゃないな」と思った
値動きの激しさがリスクであるなら、それは自分が予測し、管理できる範囲のことだと感じた。もちろん、株価が下がると資産が減るが、長期的に見れば回復する可能性も高い。これが「リスク」であるなら、必ずしも怖がる必要はないと考えた。実際のところ、この認識が株式投資を始める大きなきっかけとなった。
投機は判断ミスで全て失いそうで怖い
さらに進んで、投資と投機の違いを学んだ。これも自分にとって大きな発見だった。投機は短期的な利益を追求するもので、まさにギャンブルのような要素が強い。それに対して、投資は長期的な視野に立ち、時間をかけて資産を増やしていく方法だ。
自分はギャンブルが嫌いだ。だからこそ、株式投資もギャンブルだと感じ、敬遠していた。しかし、投資と投機の違いを理解することで、投資がリスクを管理しながら、慎重に資産を増やす方法であると分かり、安心した。投機のように短期的な判断ミスで全てを失う恐怖があることも理解し、そのリスクの大きさに改めて注意を払うようになった。
これからの投資の道のり
こうして、50歳で株式投資を始める決心をした。リスクを理解し、投機ではなく投資に取り組むことで、将来をより豊かにするための一歩を踏み出したのだ。もちろん、これからも多くの学びと挑戦が待っているだろうが、少しずつ自分のペースで進んでいきたいと思う。
投資の世界は広大で、まだまだ知らないことがたくさんある。しかし、リスクを正しく理解し、長期的な視点を持って取り組むことで、自分にとって最適な方法を見つけることができると信じている。これからも、投資に関する知識を深めながら、少しずつ前進していくつもりだ。
次回は具体的に株式投資について書いていく。